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アンドロステノールとアンドロステノンを含むフェロモン香水の存在

コープリンに続いて、アンドロステノールアンドロステノンを含むヒトフェロモン香水が出てきます。

 

人間のフェロモン香水物語の第二幕の開幕です。その内のいずれか1つ、またはこの両者、あるいは仕組みがいくらか違う物質を加えてフェロモン香水という形で販売されている製品は枚挙に暇がありません。

 

過去には1981年にジョバンからアンドロステノールを使用した「アンドロン」といった香水が売られています。

 

ムスク・オイルで賑わいを見せたジョバンがやっぱりフェロモン成分に注目したわけなので、〈ムスク―香水―フェロモン〉といった繋がりは私たちにだって親しみ深いものではあるでしょう。日本においてもアンドロステノールを含んだ香水はいくつか発表されているけれども、フェロモン入りというようなキャッチフレーズは採用されておりません。

 

ただ「異性にモテる」といった言い回しがなされるのみであります。

 

 

しかし、各国に目をやると、アンドロステノールとかアンドロステノンをただフェロモン物質といった立場でよりも確実に媚薬扱いと捉えて、これを含めた香水を販売している企業がゴマンとあります。

 

さりとて、以前から香水を出している由緒ある店とか一流企業の化粧品販売会社、ファッションデザイナーの名を冠した香水銘柄より、この系統の香水が出てくるというのは非常に異例で、大半は新興企業みたいな企業で、その中にはかなり不審な商品もあります。

 

ネットのサーチエンジンでフェロモンを検索すると、ショッピング>アダルト>アフロディジアック(媚薬)の項に、ずらっとフェロモン香水を発している企業のホームページが出てきます。

 

大半は通販中心の小さい企業で、男性マガジンの広報なんかで世の中に出回っている正体の知れない媚薬と見紛うレベルの名称がたくさんあります。

 

例えば「セックス・センツ」「ラブ・セント・フェロモン」「セックス・イン・ア・ボトル」「インスタント・セックス・アピール」「イエス」という具合にだらだらと続きます。

 

その他には素材ということでアンドロステノンアンドロステノールが含まれているのが記載されている商品もあって、「セックス・センツ」ではその両者が、「ラブ・セント・フェロモン」「イエス」ではアンドロステノンが加えられています。

 

「イエス」の宣伝では特に勝ち取り辛いレベルの美女であっても、ヒトフェロモン物質を使ってゲットできるとあります。

 

どのような美女であろうとも「イエス」と言わしめる実力があるということだと思います。

 

 

他方では、アンドロステノンを含めた「ボディサイエンス」というのだってあり、それなんか、当社の商品には科学的な裏付けがあるぞと言いたげで、ウェブサイトだとホルモンについてのリンク集まで掲載する念の入りようであります。

 

さらに、やっぱりアンドロステノンを利用した「フェロモン・オイル」というのだって有って、これなんかムスク・オイルに詳しい年齢層なら懐かしさを感じさせる名称かも知れません。

 

時代の表現が異なるのみで、つまり異性を魅きつける媚薬だというのを挙げる部分では似通っているわけです。

 

 

その他、「ピュア・インスティンクト(純粋本能?)」や「ハーレム・ナイツ」というような、当初から媚薬という形で存在したものにフェロモンの成分を付与したというだけじゃないかと思われるものすらも、本当に多くのヒトフェロモンを含む香水がネットを使って買うことができるわけですけど、チェックすればするにつれて如何わしさを覚えるというのは私ひとりのみではないでしょう。

 

とりわけ、「フェロモンは人のセクシュアリティに大切な機能を果たす化学的臭気であって、このサブリミナルな伝達は人のリビドーを高めると同時にセックスの体験を強力なものにしてくれるのです」(セックス・センツ)や、「フェロモンは性的に女性を魅きつけるのが科学的に明らかにされております」(ピュア・インスティンクト)というような、人においてのフェロモンの存在とかこの効力が科学的に証明されているかみたいな説明とかキャッチコピーを見ると、こういった製品が蔓延することによって、むしろ「フェロモン香水=怪しげなもの」といった捉え方が蔓延してしまうんじゃないかといった危険性を感じます。

 

否、そのくらいでしたらともかく、「フェロモン=怪しげなもの」に変化するとしたら問題ありです。

 

 

こうした品々の香水をネットを通じて買い取る方々と言いますのは、由緒ある香料ユーザーとはちょっとグループの違う方々でしょうし、社会において影響を及ぼす人気の高いコスメ企業はいずれもフェロモンを含む香水といった形の製品を出す状況に控えめな姿勢を示しているので、憂慮するレベルの理由はないかも知れません。

 

だけど、困り事は、そういった「フェロモン香水」というような製品を可能としています、香水とフェロモンを何となしにとても近縁の品と判断してしまう常識的なものの捉え方である感じになっています。

 

この部分に関しては、ヒトフェロモンの香水の概要を終了した後から、今一度詳細を検討してみるようにしたいです。

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